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珍品館へようこそ

珍品館では皆様からの情報をお待ちしております。
珍しい真空管や増幅用途以外の真空管など珍しい真空管をお持ちでしたらぜひお知らせください。
またそれらの真空管を使ったアンプの回路などの情報もお待ちしております。
また、当コーナーに掲載された真空管に関するご意見もお待ちしております。

情報提供はこちらから

●めずらしい真空管の紹介 その⑦

ペンシル管6264A

真空管も過去、多種多様な種類が製造、開発されました。特殊用途や特殊な形状の真空管もたくさんあります。
今回紹介する真空管もその一つで2A3や300Bなどと違い特殊な形状です。通称“ペンシル管”と呼ばれています。
写真をみていただいたらお分かりと思いますがまさにエンピツのような形状です。
この真空管は極超短波の増幅、発振用で移動体や航空機に用いられました。
写真右側はプレートにラジエーターをつけた状態で高周波の発振用である事が分かります。
送信管としてはICAS規格でプレート損失が13Wあり500MHzに対応します。扱える周波数の最高1.7GHzまで対応可能です。



※こちらに掲載している製品は、
 当店では取り扱っておりません。
●めずらしい真空管の紹介 その⑥

諏訪無線製 両波整流管24Z-K2

写真の真空管はトランスレスラジオに用いられた倍電圧整流用の真空管です。
日本の商用電源は100Vと他国と比べ低いため真空管を働かせる高電圧を用意するのに倍電圧整流回路が必要でした。
型名のつけ方から日本独自の規格です。
今回取り上げたのは真空管もさることながら製造メーカに注目したからです。箱にはJRCの文字がある事から日本無線製ですが
SUWAMUSEN(諏訪無線)の文字もあります。
日本無線の創業は古く1915年創立です。送信管を得意とし受信管の製造も手がけました。民生用の受信管は子会社の諏訪無線が
行いました。変遷から見て写真の真空管は1940年代後半から1950年代末ころの製造と思われます。
その後ミニチュア管全盛時代を迎え真空管製造から撤退。
ちなみにこの真空管はレス球の為ヒーター電圧24Vでプレート当たりの電流は30mAですのでオーディオ用に向きませんね。



※こちらに掲載している製品は、
 当店では取り扱っておりません。
●めずらしい真空管の紹介 その⑤ 番外編

テレビ用 東芝抵抗部品キット 東京芝浦電気株式会社製(現株式会社東芝)

今回は真空管でなくパーツの紹介です。写真はテレビの保守や修理用に用意された抵抗器のセットです。
ブラウン管方式の当時のテレビは大きいもので30kg以上あり、修理が必要な場合はメーカーのサービスマンが各家庭に
訪問して行いました。
その時の交換部品として携行した部品のセットです。ほかにコンデンサやトランジスタのセットもあったと思います。
年代はわかりませんが1984年に現社名になっていますのでそれ以前のものと思われます。
部品に詳しい方はお気付きと思いますが、今と比べかなり大きめです。昔は何でも大きかった。そんな時代でした。




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 当店では取り扱っておりません。
●めずらしい真空管の紹介 その④

6BM8 3極5極複合管 TEN製

6BM8ってどこが珍しいの?と皆様お思いだと思います。
そう、6BM8はテレビ球として誕生しましたがオーディオアンプに使ってもよい音がすることでメジャーになりました。
複合管で2本あればシングルアンプが出来ることからアンプキットも発売されビギナー向けの製作記事も多く書かれています。
ではそんな珍しくない球をここで取り上げたかというとメーカーに注目してください。テン製だからです。
テンは当時の社名を神戸工業といい川西機械から生まれました。その後富士通テンとなり現在のデンソーテンに至っています。
テン製の真空管は秋葉原などでは現在でも見かけることはありますが、6BM8は非常に珍しく貴重な存在です。
もしテン製の6BM8をお持ちの方がおられましたら是非情報提供をお願いします。



※こちらに掲載している製品は、
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●めずらしい真空管の紹介 その③

サイラトロン TY-66G

一見すると日本独自の真空管である6Z-P1のように見えますが、この真空管はアンプには使えません。
電極もプレート、グリッド、カソードとヒーターを持ち通常の3極管のようですが、この真空管は一旦プレート電流が流れるとグリッド電圧を制御しても電流は流れ続けます。
このような働きは半導体のサイリスタと同じでサイラトロンと呼びます。小型のサイラトロンはリレー制御やオシロスコープの掃引用に使用され、大型のサイラトロンは大電力の制御用に用いられました。
写真はTENのプリントがあるように富士通テン(現デンソーテン)の前身である神戸工業製で、右の写真のように旭日章が印刷されている珍しいタイプ。
旭日章は警察や国家機関で使用されているシンボルマーク。
真空管を集めていると「NHK」や電電公社(現NTT)のマーク入りなんかも手にするかもしれません。



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 当店では取り扱っておりません。
●めずらしい真空管の紹介 その②

50RS20 4極送信管

50RS20は自然空冷式の送信管としては大きい方でしょう。型名からしてヒーター電圧は50Vと思いきやなんと25V。
50Vなら2本直列で100VとなりAC100Vでダイレクトに点灯できますがこの空管では、それが出来ません。
しかもヒーター電流は2.5A~3.2Aと多飯食らい。ちょっと気軽にアンプ作りには無理ですね。
ヒーターだけでなく他の定格も超弩級。最大プレート電圧は18KV、最大プレート損失は60W。
しかもプレート抵抗は5Ω。送信管はプレート抵抗が大きいのが一般的ですがこの真空管は異例です。
プレート抵抗の低い真空管はレギュレーター管の5998が有名ですがそれでも350Ω。ひょっとしてOTLアンプに使えるかも。
もしこの真空管でパワーアンプを製作された方、もしくは回路を設計された方がおられましたら是非お知らせください。

定格
ヒーター 25V 2.5~3.2A
最大プレート電圧 18KV
最大スクリーン電圧 1.3KV
最大プレート損失 60W
最大スクリーン損失 8W
最大プレート電流 15A
全長 165mm
直径 65mm


※こちらに掲載している製品は、
 当店では取り扱っておりません。
●めずらしい真空管の紹介 その①

SQ管 6463 コンピューター用真空管

SQとはSpecial Qualityのこと。耐振動性に優れ長寿命設計の真空管。6463はコンピューター用に開発された真空管です。
プレート損失が片ユニット4.4W(両ユニットで7.7W)有りますので出力管としミニアンプの製作例があります。
小型の出力管の6AK6のプレート損失が2.75Wですからそれより大きな出力が取れそうですがせいぜい1Wくらいでしょう。
出力管として使う場合はパラシングルかプッシュプルがお勧めです。
またμが20ですので高Gmの出力管と組み合わせて初段管かドライバー管にも使えそうです。

定格
ヒーター 6.3V 600mA/12.6V 300mA
最大プレート電圧 330V
最大プレート損失 4.4W/方ユニット
   〃 7.7W/両ユニット
総合コンダクタンス 5.2mA/V
プレート抵抗 3.85KΩ
μ 20
ベース MT9pin


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